くまもとライフコンサルラボ

食育博士の頑張らないヘルシーライフ

貧血対策に!焦げ付かない鉄鍋フライパンが便利すぎる

最近疲れやすい

集中力が続かない

めまいや頭痛がある

息切れする

気分が落ち込む

急に不安になる

イライラしやすい

 

こんな症状がある人は、もしかしたら鉄欠乏性貧血かもしれません。

小林製薬の調査によると、成人女性の実に65%に、貧血の症状が見られるそうです。

疲れやすい、めまい等の身体的な症状のみならず、気分の落ち込みや不安感、イライラなど、精神にも影響しているところが、鉄欠乏性貧血の怖いところです。

症状に当てはまる場合は、酷くなる前に、病院で検査してもらうことをお勧めします!

 

私も、鬱々したり、不安感が強いときは、貧血を疑ってみることにしています。

 でも、貧血になる前に防ぎたい。

そんな時におすすめなのが、鉄製のフライパンを使う、という方法です。

実はこの方法、心療内科の先生から教えていただきました。

 

普通の食生活をおくっていても、鉄分はどうしても不足しがちになってしまいます。

給食を準備する管理栄養士さんでも、カルシウムは牛乳で何とかなるけど、鉄分の基準を満たすのが難しい、という声を聞きます。

かといって、サプリメントをずっと飲み続けるのも、抵抗がある…

それなら、調理道具を鉄製に変えて、いつもの料理で鉄分補給しちゃいましょう!

 

そして、心療内科の先生に教えてもらったおすすめフライパンがこちら↓

 

鉄製フライパンには、焦げ付きやすいという弱点があるのですが、このフライパンは、感動的なほど焦げ付かない!

私は4年ほど使い続けているのですが、まだまだ焦げ付きません。

お手入れは、洗剤を使わず、メラミンスポンジ等で洗った後、さびないように乾かし、油を塗る必要があるのですが、これも、思ったよりは大変ではありませんでした。乾かすのに火にかけて、水分が蒸発したら、オリーブオイルをキッチンペーパーで塗りたくります。それでも、油を塗るのをさぼってしまって、さびさせてしまうことも多々…でも、さびも洗えばすぐ落ちました。

使用者にとてもやさしいフライパンだと思います。

 

また、鉄製フライパンで、本当に料理中の鉄分が増えるのか、という疑問や、鉄分の多い料理等がわかりやすく紹介されているサイトを見つけましたので、リンクを張ります。

鉄のフライパンで鉄分摂取!食材はくっつく?お手入れ方法も【脱プラ】【子どもの貧血対策】 | 働く女性を応援するメディア「W(ダブリュー)」

ちなみに、鉄分の増加量は、料理によって異なるものの、ビーフシチューでは1人分1㎎程度増えるそうです。鉄の1日の摂取推奨量女性では10.5mgですので、3食鉄鍋を使えば、推奨量の3分の1程度は賄えるかもしれませんね。

最後にトリビアを一つ、鉄鍋からの鉄分の溶出(料理に添加される鉄分量)は、油を使うことで減少してしまうのですが、酢や、トマトケチャップを加えることで増えるそうです。

また、鉄鍋から溶出された鉄の78− 98% が 体内で吸収されやすい「2価鉄」で、中でもお酢を加えた場合では、98%とほとんど2価鉄で、しかも安定性にも優れていた、とのこと。(調理科学会,2003)

加熱時間が長いほど溶け出す鉄分は増えるらしいので、鶏肉の甘酢煮や、ケチャップ煮、サンラータンなどの煮込み料理を鉄性フライパンで調理するといいかもしれませんね。

 

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