くまもとライフコンサルラボ

食育博士の頑張らないヘルシーライフ

罪悪感ゼロ!置き換えおやつ・デーツ

在宅勤務が増えて、10時と3時になると、無性に甘い物が食べたくなる…

そして、実際おやつ食べ過ぎて太った…

コロナ禍あるあるですよね(涙)。

 

今回から、そんな時におすすめの、置き換えおやつをご紹介していきます。

おすすめの置き換えおやつはたくさんあるので、シリーズものにしようと思います!

 

え~置き換え?おやつなんて食べないほうがいいに決まってるじゃん!そう思われる方もいるかもしれません。

でも、脳のくせで、「○○しちゃいけない」と禁止するのは、逆にやりたくなってしまうという特徴があります。

ダイエット中、「おやつをたべちゃいけない」と思うと、おやつのことが頭から離れず、結局食べてしまったという経験、ありませんか?

そんな時は、「食べない」ではなく、「置き換える」がベストな選択です。

 

「置き換える」おやつは、もちろん食べても罪悪感の少ない、それどころかメリットたくさんのヘルシーなものを選びます。

おやつを食べるとなぜ太る?

そもそも、おやつの何が問題かというと、糖分や脂質ばかりが高くて、それらを体内でエネルギーにするときに必要な、ビタミン、ミネラルが入っていない栄養素が空っぽのカロリーだけの食品、いわゆる「エンプティ・カロリー」といわれる食品の食べすぎが肥満につながるという事です。

エンプティ・カロリー食品の代表格は、ファストフードやカップ麺などのジャンクフード、精製された砂糖をたくさん使用したチョコレートやケーキなどの甘いお菓子、ポテトチップスどのスナック菓子、清涼飲料水等です。

実は、私たちが食べ物を食べて、それを体を動かすエネルギーに変換するには、ビタミン、ミネラルが必要になります。しかし、食べ物の中にビタミンもミネラルも入っていないと、カロリーをとってもエネルギーにすることができません。そのため、体内に貯蔵しているビタミン・ミネラルを使うことになります。そして、そのビタミンミネラルがたりなくなると、取ったカロリーはエネルギーになれずに、細胞に脂肪としてため込まれることになります。

 

また、食物繊維が多い果物やナッツ類は、血糖値を緩やかに上げますが、清涼飲料水や甘ーいお菓子等のエンプティ・カロリーの多くは血糖値を急激に上げます。血糖値が急激に上がると、インスリンというホルモンがたくさん出て、血糖値を下げるために細胞内に糖を取り込みます。その時、とりこまれた糖がエネルギーとして消費しきれないことも、脂肪細胞に糖をため込むことにつながります.

これが、甘いおやつやスナック菓子を食べすぎると太るメカニズムです。

太りにくいおやつって?

では、どんなおやつを食べたらいいのでしょう。

それは、エンプティ・カロリーの逆。ビタミン、ミネラル、食物繊維たっぷりの食材を選ぶことです!

で、今日ご紹介する置き換えおやつは、「デーツ」です。  

 いきなり、ハードル高いの来たな、と思われるかもしれません。

でも、一度食べてみてください。その黒糖のようなまろやかな甘さに、はまっちゃうかもしれませんよ。私ははまりました。

このデーツのすごいところは、1食55ℊに、食物繊維が5.2ℊも入っているところ!

成人の食物繊維の1日摂取目標量は20ℊ位(厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2020年版)では、女性18 g以上、男性21 g以上)なので、4分の1がとれちゃいます。

最近の報告では、日本人の食物繊維平均摂取量は一日あたり14g前後

*1

らしいので、おやつで5ℊプラスできるのはうれしいですね。

また、不足しがちな鉄分も入っていて、甘くて満腹感もあるので、今や仕事中のおやつの定番になりました。

ファミリーマートに100円ちょっとで売っているので、気軽に買うことができます。

味には好き嫌いがあるかもしれませんので、一度お試しください(^^)

 

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